top of page

【コラム】カビ・結露・湿気対策は万全?梅雨に差が出る家の性能とは ≪三重 注文住宅≫

カビ・結露・湿気対策は万全?梅雨に差が出る家の性能とは

梅雨の不快感…原因は「家の性能不足」かもしれません


梅雨の時期、家の中で感じる不快感の正体は、単なる「気分の問題」ではありません。湿気がこもる、結露が発生する、カビ臭さが取れない……これらは住宅の断熱・気密・換気性能が不十分であることが原因です。

特に三重県のように夏の湿度が高く冬は冷え込む地域では、温度差と湿気が重なる“梅雨”の快適性が、家の本当の性能を浮き彫りにします。



湿気・結露・カビは「気密・断熱・換気」で防げる


■ 高気密:湿気の侵入と空気のよどみを防ぐ

隙間が多い家では、外の湿気が入りやすく、中の空気も動きにくくなります。C値(気密性能値)0.5以下が理想と言われますが、C値0.3以下を目指す家は梅雨時期の快適さが段違いです。

■ 高断熱:温度差による結露を抑制

室内外の温度差が大きいと、壁の中や窓まわりで結露が起こります。断熱性能の指標であるUa値は0.46以下(断熱等級6/HEAT20 G2)を目指すことで、構造内部の結露リスクも低減されます。

■ 換気:湿気を“逃がす”計画換気が必須

湿気を溜め込まず排出するには、24時間換気が計画的に機能しているかが重要。第三種換気なら気密性の高い家、第一種換気なら熱交換効率まで考慮した設計が必要です。



家の性能で“健康被害”も左右される?


湿気がこもる家では、以下の健康リスクも指摘されています。

  • カビによるアレルギーや喘息

  • ダニの発生による皮膚炎・鼻炎

  • 体調不良・頭痛・慢性疲労感

とくに小さなお子様や高齢者がいる家庭では、空気環境の悪化は深刻です。目に見えない“空気の質”こそ、住宅選びで最も重要視すべきポイントかもしれません。



三重の気候に合った「湿気対策」ができる注文住宅とは


三重県は、年間を通して湿度が高く、冬は冷え込みもある「温暖湿潤気候+寒暖差」の地域。だからこそ、「住宅性能をトータルで設計する注文住宅」でこそ、梅雨の快適性が確保できます。

構造: 断熱材+気密シートで壁内結露を防ぐ設計

換気: 間取りと連動した計画換気+湿度センサー連動型機器

窓: 樹脂トリプルサッシで結露リスクを大幅に低減

基礎: 床下換気・防湿コンクリートなど構造下から対策

こうした要素をバランスよく取り入れた注文住宅なら、ジメジメもカビも「起きない家」に近づけます。



「梅雨に差が出る家」選びのチェックポイント


チェック項目

理想の基準値

解説

気密性能(C値)

0.5以下、できれば0.3以下

隙間を減らすことで、湿気の侵入を防止

断熱性能(Ua値)

0.46以下(等級6以上)

結露の発生を防ぎ、温湿度を安定させる

換気システムの種類

計画換気+湿度制御機能

湿気の溜まりやすい季節でも快適を維持

開口部(サッシ・ガラス)

樹脂サッシ+Low-E複層

冷気や湿気が集まりやすい窓周りを強化



まとめ:「梅雨でも快適な家」は“目に見えない部分”で決まる


梅雨にこそわかる、住宅性能の差。除湿器やエアコンに頼る前に、根本的な「家の性能そのもの」を見直すことが、住まいの快適性と耐久性を高めます。

三重県で注文住宅を検討する方には、気候に合った設計・施工ができる工務店選びも重要です。見た目や設備だけではなく、気密・断熱・換気という“目に見えない性能”にもこだわった家づくりを、ぜひご検討ください。

Comments


IMG_0849.JPG

​資料請求

S_7439828782989.jpg

モデルハウス見学

Model House
2 時間

​LAPIAS DESIGN Co., Ltd.

ラピアス デザイン 株式会社

​三重県津市安濃町東観音寺384-3

TEL 059-261-7828

Copyright ©ラピアスデザイン株式会社 All Rights Reserved.

bottom of page