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【コラム】家は“資産”になるのか?三重で注文住宅を建てる人が見落としがちな出口戦略 ≪三重 注文住宅≫

家は「資産」になるのか

不動産は「資産」か「負債」か?ローン返済後に残るもの


「住宅ローンを完済すれば、家は自分の資産になる」——多くの方がそう信じて注文住宅を建てます。しかし、現実には築20年、30年経った家の売却に苦労するケースも少なくありません。とくに、住宅性能や立地が市場価値に見合わない場合、資産ではなく“負債”になる可能性すらあるのです。

これは三重県のようにエリアごとに人口動態や利便性が大きく異なる地域において、より顕著です。「売れるかどうか」「貸せるかどうか」といった出口戦略の視点を持って家づくりを考えることは、決して他人事ではありません。


三重県の住宅市場と流動性|売却・賃貸のしやすさ


三重県内でも、津市・四日市市・桑名市といった利便性の高いエリアでは、比較的住宅の流動性が保たれています。一方で、郊外や山間部に近いエリアでは、新築から20年を経た住宅の流通がほとんどないこともあります。理由は明白で、地価の下落、住宅性能の陳腐化、立地の不便さが重なると、買い手も借り手も現れにくくなるからです。

また、三重県では「土地>建物」の評価になりやすく、どれだけこだわった家を建てても建物自体の評価がゼロに近づく現実があります。だからこそ、「将来の出口」を見据えた設計・立地選びが求められているのです。


注文住宅を「資産化」するために必要な3つの条件


では、どうすれば注文住宅を資産にできるのでしょうか?LAPIAS DESIGNでは、次の3つの条件を重視しています。

① 立地の選定精度

人気学区・駅徒歩圏・商業施設へのアクセスが良い土地は、将来の売却時にも需要が見込めます。

② 性能と構造の透明性

断熱等級6・HEAT20 G2以上、C値0.3以下などの性能値は、資産価値の裏付けになります。長期優良住宅・耐震等級3など、公的認定があるとさらに安心です。

③ 設計の普遍性

極端な変形間取りや流行に左右されるデザインは、将来の買い手には敬遠されることがあります。“ちょうどよい個性”と“万人に受け入れられる使いやすさ”のバランスが重要です。



資産価値ばかりを優先しても、心地よい暮らしにはならない


ただし忘れてはいけないのは、「資産価値がすべてではない」ということです。リセールや賃貸は**“万が一の選択肢”として有効ですが、それを最優先にすることで家族の暮らしやすさが犠牲になるリスク**もあります。

たとえば、

  • 誰でも住める無難な間取りを選んだ結果、家事がしにくくなる

  • 駅近という理由だけで狭小地を選び、日当たりや庭のゆとりを諦める

  • 売却を意識して好みの内装や素材を我慢する

こうした選択は、今を豊かに生きるための家づくりとはかけ離れてしまいます。


まずは「今、ここで、幸せに暮らせる家」から


私たちは、家を「資産として成り立たせる」ことよりも先に、“家族が幸せに暮らせること”を第一に考えるべきだと思っています。

資産性は大切。でもそれは、性能や設計、立地など“暮らしの質を高める選択”をしていけば、結果として後からついてくるものです。

LAPIAS DESIGNでは、次のような考え方を大切にしています:

✔ 高性能=快適性・長寿命・資産性のすべてに貢献する✔ 構造の合理性=維持費がかかりにくい=将来も安心✔ 自分たちの暮らしに合った設計=住む人の幸福度が最優先

まとめ|今の暮らしを犠牲にしない「資産にもなる家」を


出口戦略は、人生の変化や万が一に備える“保険”です。でも、それを最優先にして「今」の快適さを我慢してしまっては本末転倒です。

大切なのは、「いま、自分たちが幸せに暮らせること」。そのうえで、未来の選択肢としても有効な性能・構造・設計を備えた家を建てる。それが、真に“資産になる注文住宅”ではないでしょうか。

三重 注文住宅

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