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【コラム】性能に詳しい人ほど、ハウスメーカーでは家を建てない理由 ≪三重 注文住宅≫

性能に詳しい人ほど、ハウスメーカーでは家を建てない理由

なぜ“性能に詳しい人”はハウスメーカーを選ばないのか?


「大手なら安心」というイメージが根強い中で、実は住宅性能の知識を持つ建築士や省エネ専門家の多くが、ハウスメーカーを避ける傾向があります。それは、「見える性能」ではなく、「測れる性能」「根拠ある設計性能」に注目しているからです。


「高性能住宅」の言葉に潜む盲点とは?


「高気密高断熱」「ZEH基準対応」などの表現は魅力的ですが、設計上の理論値と実際の施工品質には大きな差があることをご存じでしょうか?

たとえば、断熱性能(Ua値)はあくまで設計仕様に基づいた計算値です。使用する断熱材や窓の性能、地域区分などに基づいて算出されるものであり、現場で測定することはできません

一方、気密性能(C値)は現場ごとに専用機器で測定される実測値であり、施工精度の善し悪しが数値で現れるものです。


三重 注文住宅で気密性能(C値)が重要な理由


三重県は、地域によって温暖地(6地域)と準寒冷地(5地域)に分かれ、外気温差が大きいエリアも存在します。こうした気候条件において、気密性が不十分な住宅は室温が安定せず、冬は寒く、夏は暑い家になりがちです。

それにも関わらず、C値を測定しないまま「高気密住宅」と名乗るケースが少なくありません。

これは、設計値だけでは見抜けない落とし穴です。たとえば、車の窓を全開にしたままエアコンをかけても快適にならないように、住宅もどれだけ高性能な断熱材を使っても、隙間が多ければ快適さは損なわれてしまいます空いている面積(隙間)を減らせば減らすほど、車内が快適になるように、住宅も気密性が高まるほど室温が安定し、省エネ性能も高くなります。

気密性の違いは、車の快適性と同じ

出典:HEAT20技術指針(2024)/新住協技術レポートNo.14

耐震等級3は「構造計算の方法」で中身が変わる


「耐震等級3」と聞くと安心感がありますが、実はその中身は構造計算の内容によって大きく差が出ます。

多くのハウスメーカーでは、簡易的な壁量計算のみにとどまり、本格的な「許容応力度計算」までは実施していない場合も。また、プランが複雑で直下率が低いと、建物の重心バランスが崩れ、地震時の変形リスクが増します。

とくに、南海トラフ地震の影響が懸念される三重では、構造の合理性と根拠ある設計が不可欠です。


なぜ今、地元工務店が選ばれているのか?


住宅性能に真剣な人ほど、**「測れる性能」や「設計根拠が提示できる会社」**を重視します。そうしたニーズに応えているのが、地元の高性能工務店です。

比較項目

ハウスメーカー

地場工務店(例:ラピアスデザイン)

C値測定

実施しない例が多い

全棟実測・提示

構造計算

壁量計算中心

許容応力度計算全棟実施

プラン形状

デザイン重視で複雑化

直下率・重心バランスを重視

Ua値

等級表示止まり

設計仕様に基づく計算値を提示


本当に安心できる注文住宅の見極め方


注文住宅の満足度を左右するのは、施工後ではなく**建てる前の“情報の透明性”**です。

以下の項目を確認することで、三重で注文住宅を建てる際のリスクを大きく減らせます。

  • C値(気密性能):測定し、実測値を提示しているか

  • Ua値(断熱性能):仕様と地域に基づいた計算根拠があるか

  • 構造計算:許容応力度計算で耐震性を裏付けているか

  • プラン形状:重心・剛芯・直下率の整合性が取れているか

こうした数値と資料を開示できる会社こそ、信頼できる住宅会社です。

三重 注文住宅


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