【コラム】「三重で建てる高性能住宅|HEAT20基準で快適・省エネ・健康な暮らしを実現」
- LAPIASDESIGN
- 4 日前
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三重の気候とHEAT20基準の高性能住宅の相性とは?
三重県の気候は、冬の冷え込みと夏の蒸し暑さが特徴。そんな地域において、HEAT20 G2〜G3レベルの高断熱・高気密住宅は、年間を通して快適な住環境を実現し、光熱費の削減にも大きな効果を発揮します。
ラピアスデザインでは、HEAT20のG2・G3水準の住宅を数多く手がけており、その性能が家計と健康にどれほど良い影響を与えるのか、実例と数値でご紹介します。
冷暖房費の比較:一般住宅 vs HEAT20住宅
仮に延床面積30坪(約100㎡)の住宅で比較した場合:
一般的な省エネ基準の住宅:年間冷暖房費 約18万円
HEAT20 G2住宅:年間冷暖房費 約9〜10万円
HEAT20 G3住宅:年間冷暖房費 約5〜7万円
つまり、G3住宅では年間10万円以上の節約が可能。これを30年スパンで見れば、約300万円以上の差になります。
建築コストと損益分岐点:投資か、節約か?
HEAT20 G2・G3水準の住宅は、高性能な断熱材やトリプルサッシ、気密施工などを施すため、初期費用(イニシャルコスト)は一般住宅よりも150〜300万円程度高くなるケースが多いです。
しかし、冷暖房費で年間10万円の差が出ると仮定すれば、約15〜25年で元が取れる計算に。また、光熱費の上昇リスクが続く現代において、早期にその分岐点を迎えることも十分に考えられます。
メンテナンス性・耐久性も家計にやさしい
高性能住宅では、
結露の発生が少なく構造劣化がしにくい
冷暖房機器の負荷が少ないため、設備の寿命が延びる
壁やサッシの気密性が高く、隙間風や騒音トラブルも低減
といった長期的メリットが期待でき、ランニングコストの低減に直結します。
健康面と医療費への影響
室温差の少ない高断熱住宅では、
ヒートショックのリスクが減少
アレルギーや喘息などの症状が改善されやすい
風邪・インフルエンザなどの感染症の発症率が低下
など、健康面での改善が報告されています。結果として、医療費や通院の手間が減り、暮らしの質の向上にもつながります。
性能グレード | 部屋間温度差 (冬・目安) | 快適性・備考 |
断熱等級4 (建築基準法基準) | 約4〜6℃ | リビングと廊下・トイレ・脱衣所などの温度差が大きく、ヒートショックのリスクあり。家族内でも体感温度に差が出やすい。 |
HEAT20 G2 | 約2〜3℃ | 全体的に温度差が緩和される。朝の脱衣所の寒さやトイレの冷え込みが軽減される。 |
HEAT20 G2.5 | 約1.5~2.5℃ | G2よりもさらに室温が均一に。全館空調なしでも家中の温度差が少なく、断熱性能と気密性のバランスが良い。 |
HEAT20 G3 | 約1〜2℃ | 家全体がほぼ均一な温度環境に。冷暖房費が抑えられるだけでなく、健康への効果も大きい。小さな子どもや高齢者にも安心。 |
三重県の住宅におけるポイント
三重県は冬の最低気温が0℃前後〜5℃台になるため、体感的な寒さはしっかりある地域。
気密性・断熱性が低い住宅では、家の中の移動時に温度差によるストレスや健康リスクが生じやすい。
HEAT20 G2.5以上の性能で、全館空調を使わなくても快適な住環境が目指せます。
高性能住宅は"高い"ではなく"賢い"選択
三重で高性能住宅を建てるという選択は、短期的な出費ではなく、長期的な資産形成につながる投資です。ラピアスデザインでは、コストと性能のバランスを最適化し、お客様のライフプランに合った住まいを一緒に考えていきます。
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