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【コラム】高気密高断熱住宅に必要な「部屋間換気」|温度ムラ・空気のよどみを解消する方法とは?

更新日:5月17日



高気密高断熱住宅でも快適に暮らすために必要な「部屋間換気」とは?


高気密高断熱住宅は、夏涼しく冬暖かい、省エネで快適な住まいとして注目されています。


ですが、実際に暮らしてみると「思ったより寒い部屋がある」や、「思ったより部屋がムワッとするな」など意外な不満を感じることも。


その原因のひとつが、「部屋間換気」がされていないことです。



なぜ部屋間換気が必要なのか?


高気密高断熱の家は、外気の出入りを極限まで減らした構造です。その反面、**家の中で空気が自然に移動しづらくなる**という側面があります。


その結果、以下のような問題が起こります:


- ✅ リビングは快適でも寝室や廊下が寒い/暑い

- ✅ 空調が効いていない部屋で湿気やにおいがこもる

- ✅ トイレや脱衣所の換気が不十分

- ✅ エアコン1台では全館空調が難しい

- ✅ 室温のムラによってヒートショックのリスクが増す


つまり、高性能な住宅ほど「空気の流れ」をきちんと設計しないと、かえって快適さが損なわれてしまうのです。



部屋間換気とは?空気のバトンをつなぐ仕組み


「部屋間換気」とは、空調された空気を、ドアを閉めたまま隣室へ届けるための**専用送風ファンによるシステム**です。


ラピアスデザインでは、各部屋の温度差を少なくし、空気のよどみを防ぐためにこのシステムを採用しています。


部屋間換気がある場合とない場合の室内環境の図解



特徴は以下の通り


- 🌬 温度センサー付きで自動風量調整

- 📱 スマホで各部屋の風量や時間を個別管理

- 🔇 静音設計で睡眠や生活音を邪魔しない

- 🖼 デザイン性の高い壁面設置型

- 💡 湿度・人感・明暗センサーも搭載


これにより、リビングの快適な空気を廊下や個室にそっと届けることができ、家全体を均一な温度で保ちやすくなります。



部屋間換気で、家全体をもっと快適に


部屋間換気を導入することで、


- 🌡 室温のムラが減る

- 💨 空気の循環が生まれ、換気効率UP

- ❄️ エアコン1台で複数部屋を空調可能に

- 💰 エネルギー効率が上がり、光熱費も削減


といった効果が期待できます。


特にヒートショックや冷え込みが気になる冬場、部屋間換気は住まいの安全性にも貢献します。



まとめ:高性能住宅には「空気の設計」が必要です


私たちラピアスデザインでは、高気密・高断熱という性能に加え、「空気の流れ」も住まいの設計の一部と考えています。


本当の意味で快適な住まいをつくるには、見えない部分にも配慮が必要です。


🏠 詳細はこちら → [部屋間換気システムの紹介ページ](部屋間換気)


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ご相談やモデルハウス見学も随時受付中です。

快適で賢い住まいづくりを、一緒に実現しましょう!

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