【コラム】高気密高断熱住宅に必要な「部屋間換気」|温度ムラ・空気のよどみを解消する方法とは?
- LAPIASDESIGN
- 5月13日
- 読了時間: 3分
更新日:5月17日
高気密高断熱住宅でも快適に暮らすために必要な「部屋間換気」とは?
高気密高断熱住宅は、夏涼しく冬暖かい、省エネで快適な住まいとして注目されています。
ですが、実際に暮らしてみると「思ったより寒い部屋がある」や、「思ったより部屋がムワッとするな」など意外な不満を感じることも。
その原因のひとつが、「部屋間換気」がされていないことです。
なぜ部屋間換気が必要なのか?
高気密高断熱の家は、外気の出入りを極限まで減らした構造です。その反面、**家の中で空気が自然に移動しづらくなる**という側面があります。
その結果、以下のような問題が起こります:
- ✅ リビングは快適でも寝室や廊下が寒い/暑い
- ✅ 空調が効いていない部屋で湿気やにおいがこもる
- ✅ トイレや脱衣所の換気が不十分
- ✅ エアコン1台では全館空調が難しい
- ✅ 室温のムラによってヒートショックのリスクが増す
つまり、高性能な住宅ほど「空気の流れ」をきちんと設計しないと、かえって快適さが損なわれてしまうのです。
部屋間換気とは?空気のバトンをつなぐ仕組み
「部屋間換気」とは、空調された空気を、ドアを閉めたまま隣室へ届けるための**専用送風ファンによるシステム**です。
ラピアスデザインでは、各部屋の温度差を少なくし、空気のよどみを防ぐためにこのシステムを採用しています。

特徴は以下の通り
- 🌬 温度センサー付きで自動風量調整
- 📱 スマホで各部屋の風量や時間を個別管理
- 🔇 静音設計で睡眠や生活音を邪魔しない
- 🖼 デザイン性の高い壁面設置型
- 💡 湿度・人感・明暗センサーも搭載
これにより、リビングの快適な空気を廊下や個室にそっと届けることができ、家全体を均一な温度で保ちやすくなります。
部屋間換気で、家全体をもっと快適に
部屋間換気を導入することで、
- 🌡 室温のムラが減る
- 💨 空気の循環が生まれ、換気効率UP
- ❄️ エアコン1台で複数部屋を空調可能に
- 💰 エネルギー効率が上がり、光熱費も削減
といった効果が期待できます。
特にヒートショックや冷え込みが気になる冬場、部屋間換気は住まいの安全性にも貢献します。
まとめ:高性能住宅には「空気の設計」が必要です
私たちラピアスデザインでは、高気密・高断熱という性能に加え、「空気の流れ」も住まいの設計の一部と考えています。
本当の意味で快適な住まいをつくるには、見えない部分にも配慮が必要です。
🏠 詳細はこちら → [部屋間換気システムの紹介ページ](部屋間換気)
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