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【コラム】平屋 固定資産税は本当に高い?― 三重で家づくりを検討する方へ

平屋 固定資産税は本当に高い?

平屋 固定資産税は本当に高い?三重で家を建てる前に知るべき評価額・計算方法・節税対策を詳しく解説します。



平屋 固定資産税の基本知識


家を建てたら必ず納めるのが固定資産税です。土地・建物を所有している限り毎年課税され、納税義務者は1月1日時点の所有者。税率は全国一律で標準 1.4%(三重県・津市などでも同じ)。

  • 土地評価額:地価公示価格等を参考に、概ね時価の7割前後で評価。

  • 建物評価額:再建築価格を基準に算出し、木造の場合は経年で徐々に減価。

  • 特例措置:住宅用地は200㎡以下で評価額が1/6に軽減。新築住宅は3年間(長期優良住宅なら5年間)、建物部分が1/2に軽減。


なぜ平屋 固定資産税は2階建てより高くなるのか


平屋は同じ延床面積を確保するために建築面積が広くなり、結果として以下のような影響が出ます。

  • 土地評価額が高くなる:広い敷地が必要。

  • 建物評価額が高くなる:基礎や屋根の面積が増え、再建築価格が上昇。

  • シンプル構造でも材料費は増える:延床が同じでも2階建てよりコストがかかりやすい。

例として、延床30坪の場合、平屋 固定資産税は約20万円、2階建てでは約14.6万円と数万円の差が出る試算もあります。



三重における土地評価額の実態


2025年現在、三重県の住宅地における固定資産税評価額の平均は 坪単価9.2万円(約2.8万円/㎡)。前年より約11%上昇しています。

  • 都市部(津市・四日市市など):坪10万円超も多く、評価額は高め。

  • 郊外・山間部(いなべ市・大台町など):坪5~6万円程度で抑えられる地域も。→ つまり「同じ平屋」でも建てる場所によって税負担は大きく変わるのです。



家屋評価の仕組み:平屋 vs 2階建て


  • 再建築価格:平屋は屋根・基礎・外壁面積が広くなりコストアップ → 評価額上昇。

  • 経年減価:木造は耐用年数が短く、20年前後で評価額が大きく下がる。平屋・2階建てで差はないが、広い屋根や外壁がある平屋はメンテ費用が増えることも。

  • 設計の影響:複雑な形状(L字・コの字など)は再建築価格が上がり、評価額が高めになる。



平屋 固定資産税の簡単な計算方法


固定資産税は次のステップで概算可能です。

  1. 建物評価額を推定:本体価格 × 約0.7

  2. 土地評価額を推定:購入価格 × 約0.7

  3. 住宅用地特例を適用:200㎡まで1/6に軽減

  4. 税率をかける:合計課税標準額 × 1.4%


シミュレーション例(延床30坪=約100㎡の平屋/土地50坪)

  • 土地評価額:50坪 × 9.2万円 = 460万円 → 特例後 約77万円

  • 建物評価額:建築費2000万円 × 0.7 = 1400万円 → 新築減額後 約700万円

  • 合計課税標準額:77万円 + 700万円 = 777万円

  • 年間固定資産税:777万円 × 1.4% ≒ 10.9万円

※実際は自治体ごとの評価で変動します。



三重で平屋 固定資産税を考えるときの注意点


  • 都市部は土地評価が高い → 平屋にすると土地の固定資産税が重くなる傾向。

  • 郊外や田園部は土地が安い → 平屋でも負担は軽め。

  • 沿岸部(松阪・伊勢)は塩害対策で建物コストが上がる場合もあり、再建築価格=評価額に影響。



平屋 固定資産税を抑える工夫


  1. 間取りをシンプルに:複雑な形状を避ける。

  2. 木造住宅を選ぶ:評価額が下がりやすい。

  3. 長期優良住宅認定を取得:減額期間が長くなる。

  4. 土地選びを工夫する:評価額の低いエリアや変形地も検討。



メンテナンス・将来負担も含めた比較


  • 平屋は屋根や外壁面積が広いためメンテ費が増える場合あり。

  • 2階建ては足場費用などがかかるが、外壁面積は平屋より少ないことも。

  • 光熱費は断熱性能次第で逆転する → ラピアスデザインでは断熱等級6以上・気密0.2台を標準化し、どちらの間取りでも省エネ性能を確保。



平屋 固定資産税だけで判断しない


平屋 固定資産税が高いという事実はありますが、

  • ワンフロアで安心の動線

  • 将来のバリアフリー性

  • 家族のつながりを感じやすい間取り

これらの価値はお金に換えられません。ラピアスデザインは、**数字としてのコスト以上に「100年先も安心できる住まい」**を大切にしています。



まとめ


  • 平屋 固定資産税は2階建てより高めだが、土地選び・設計・認定制度で軽減可能。

  • 三重県内でも都市部と郊外で土地評価額に大きな差がある。

  • 税金だけでなく、暮らしやすさ・将来の維持費も含めてトータルで判断することが重要。




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