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【コラム】木の香りは人を癒す?住宅とアロマ効果の科学

木の香りは人を癒す?住宅とアロマ効果の科学

木の香りは人を癒す科学的効果があります。住宅に無垢材を取り入れることで、森林浴のようなリラックスと健康効果を日常に。




木の香りと住宅の関係 ― 自然がもたらす癒しの効果


私たちが木造住宅に足を踏み入れた瞬間に感じる「木の香り」。この香りには、単なる気分的な心地よさ以上の科学的な効果があります。木材から発散される香り成分は「フィトンチッド」と呼ばれ、森林浴のリラックス効果と同じもの。血圧を安定させたり、ストレスホルモンを減少させたりする働きがあると報告されています。住宅空間において木の香りを取り入れることは、まさに“日常にいながら森林浴”のような効果を得ることにつながります。



木の香りが持つアロマ効果の科学


木材の種類によって発する香りの成分は異なります。たとえば、ヒノキは抗菌・リラックス作用が強く、スギは安眠効果を高めるとされます。住宅に用いる無垢材は、合板や樹脂建材と比べて長期間にわたって香りを持続する特徴があり、住まい全体を心地よいアロマ空間に変えてくれます。近年は香り成分を空気清浄機やアロマディフューザーで再現する研究も進んでいますが、本物の木材が放つ自然な香りは、科学的にも心理的にも効果が高いと考えられています。



木の香り住宅がもたらす健康メリット


木の香りを取り入れた住宅は、次のような健康効果が期待できます。

  • 自律神経のバランスを整え、リラックスを促す

  • 睡眠の質を高める

  • 抗菌・防カビ作用により、室内空気を清浄に保つ

  • 子どもの集中力や情緒の安定にも寄与

特に小さなお子さまや高齢者のいる家庭では、化学物質ではなく自然素材が持つ香りの力を活かすことで、安心で快適な暮らしが実現します。



木の香りを生かす住宅設計の工夫


木の香りは、ただ床や壁に木を使えばよいというものではありません。適切な換気計画と組み合わせることで、香りがこもらず、自然な心地よさを維持できます。また、木材の種類や仕上げ方法によって香りの強さや持続性が変わるため、設計段階での選択が重要です。暮らしの中に木の香りを生かした住宅を計画することは、心身の健康を支える「見えないデザイン」といえるでしょう。

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