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【コラム】結露対策で快適・長寿命住宅を実現する ― ラピアスデザインの視点

結露対策で快適・長寿命住宅を実現する

結露は空気の性質と温度差で生じ、放置すると構造材の劣化につながります。ラピアスデザインの高断熱・高耐久設計による結露対策を解説。




結露はなぜ起こるのか?


空気は温度によって「含める水蒸気の量」が変わります。暖かい空気は多くの水蒸気を含めますが、冷たい空気はあまり含められません。

冬の朝、室内の湿った暖かい空気が冷えた窓や壁に触れると、その部分の空気温度が急激に下がります。すると空気が保持できる水蒸気量が減り、余分な水蒸気が水滴として現れます。これが「結露」です。

つまり、室内外の温度差+湿度の過多+空気の性質が重なったとき、結露は発生します。三重県の冬は朝晩の冷え込みが厳しく、窓や玄関ドアが冷やされやすいため特に注意が必要です。



結露がもたらす本当のリスク ― 構造材の劣化


表面的な劣化

結露を放置すると、壁紙の黒ずみや剥がれ、フローリングの浮き、カビ臭など「目に見える被害」が出ます。これは住まい手も比較的気づきやすいものです。


構造材の劣化

本当に怖いのは、壁内や床下の“見えない結露”です。構造材が常に湿気を帯びると、木材は腐朽菌やシロアリの温床となり、建物の強度そのものが失われます。設計上は耐震等級3を確保していても、構造材が劣化すれば本来の耐震性能は維持できません。



ラピアスデザインの結露対策 ― 100年耐久のために


高断熱・高気密設計

  • 断熱等級6(HEAT20 G2)以上を標準化

  • 平均C値0.2㎠/㎡の超高気密施工で温度差を最小化


結露を防ぐ窓性能

  • U値0.79W/㎡・Kのトリプルガラス樹脂サッシを採用

  • アルミ枠に比べて圧倒的に結露リスクが低く、窓周りのカビやシミを防止


換気と湿度コントロール

  • 熱交換換気システム(効率90%以上)で外気を温度調整しながら24時間換気

  • 室内の余分な湿気を効率的に排出


構造材を守る工夫

  • ハウスガードシステム処理の国産無垢材で防腐・防蟻・防カビ性能を確保

  • 床下断熱+基礎通気構法で湿気滞留を防止

  • 壁内結露リスクを減らすため、全棟気密測定を実施


これらにより、表面的な被害を防ぐだけでなく、「構造材の健全性を100年維持すること」を実現しています。



暮らしの中でできる結露対策


  • 換気をこまめに:調理や入浴後は換気扇を活用

  • 適正湿度を維持:40〜60%を目安に加湿器を使用

  • 室内干しを減らす:サンルームや外干しを活用

  • 暖房器具の選び方:石油・ガス系は水蒸気を出すため注意。エアコン暖房が有効



まとめ


結露は「窓ガラスが濡れる不快現象」にとどまりません。放置すれば構造材の劣化を招き、住宅寿命や耐震性そのものを脅かすリスクがあります。

ラピアスデザインは、断熱・気密・換気・構造材処理を総合的に組み合わせ、結露から家を守り、100年先まで住み継げる住まいを実現しています。

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