快適に暮らせる仕様
Specification

ラピアスデザインの高性能外壁構成

高気密・高断熱

　断熱・気密性能

【Finfina・Konforta・Normo】

　HEAT２０　G２以上を実現

これから永く住む家は、常に最先端の性能で提供することを考えています。

２０年後、３０年後も快適に暮らすために必要な性能を有するが大切です。

高断熱・高気密の性能

Ｕａ値：　0.46W/㎡K以下

Ｃ　値：　0.5c㎡/㎡以下

(平均0.2１c㎡/㎡)

　壁断熱：ダブル断熱工法

【Finfina・Konforta(OP)】

　１４５㎜以上の断熱層

外断熱で外気の影響を軽減し、内部の温度を安定させる
内断熱で室内の快適性を向上し、結露リスクを低減
壁内結露の発生を防ぐ設計（通気層+透湿防水シートで湿気を適切に排出）

　床下断熱：軟質ウレタン吹付

【Finfina・Konforta】

　９０㎜以上の断熱層

冬場の床の冷たさを軽減
床下の湿気を防ぎ、カビ・腐朽を抑える
高い気密性で冷暖房効率を向上
パネル系断熱材のように脱落の心配がない

　小屋裏断熱：軟質ウレタン吹付

【Finfina・Konforta】

　２４０㎜以上の断熱層

小屋裏の温度上昇を防ぎ、室内の温度を安定化
三重県の高温多湿な環境でも輻射熱を大幅にカット
エアコンの効率を向上させ、省エネ効果を発揮

　外断熱

【Finfina・Konforta(OP)】

フェノバボードは、高性能なフェノール樹脂を原料とした断熱材です。熱伝導率が非常に低く（0.019W/m・K）、他の断熱材と比べても薄くても高い断熱性能を発揮するのが特徴です。

　フェノバボード４５㎜

高い断熱性能
　・熱伝導率が0.019W/m・Kと非常に低い
　・他の断熱材より薄くても同等以上の断熱性能を確保できる
燃えにくい（耐火性）
　・フェノール樹脂は炭化しやすく、燃え広がりにくい
　・有毒ガスの発生も少なく、安全性が高い
長期間性能が持続
　・経年劣化しにくいため、長期的に安定した断熱性能を維持できる
　・吸水性が低く、水を含んでも性能が落ちにくい
防湿・防結露性
　・水を吸収しにくく、湿気の影響を受けにくい
　・結露のリスクを軽減し、壁内結露の防止にも貢献
薄くても高性能（省スペース設計）
　・断熱性能が高いため、厚さを抑えても十分な断熱効果が得られる
　・限られたスペースでも高断熱な住環境を実現

　トップクラスの断熱材

フェノバボードは微細な気泡に高断熱ガスを密閉することで高い断熱性能を実現しています。

薄くても十分な断熱性能を持っているため、厚みの制限がある部位でも余裕を持った納まりができます。

熱の伝わり方

気泡が大きい断熱材

フェノバボード

　安心の防火性能

発泡プラスチック系断熱材は火に弱いという印象を持たれがちですが、フェノバボードは保農が当たっても表面が炭化していくだけで、燃え広がりにくい性質を持っています。また、消防法では酸素指数※１が２６％以上のものは、不燃性、難燃性を有するもの※２とされます。２６％未満のものは指定可燃物扱いとなります。

※１　材料が燃焼し続けるために必要な最低酸素濃度。空気中の酸素濃度は一般に約２０％

※２　建築基準法上の、不燃材料、難燃剤量とはことなります。

燃焼実験

ガスバーナーによる燃焼実験

発砲プラスチック系断熱酸素指数

　内断熱

【Finfina・Konforta】

アイシネン（Icynene）は、カナダ発の超高性能な現場発泡式ウレタンフォーム断熱材です。優れた断熱性・気密性・吸音性を備え、住宅の快適性を大幅に向上させます。

　アイシネン１００㎜

高い断熱性能（熱伝導率：0.034W/m・K）
　・細かい気泡構造により、熱の移動を大幅に抑える
　・100mmの厚みでグラスウール200mm相当の断熱性能を発揮
優れた気密性（高い省エネ効果）
　・吹き付け施工のため、隙間なく密着し、断熱欠損が生じにくい
　・高気密性能により、冷暖房効率が向上し、光熱費を削減
結露を防ぐ（調湿性・透湿性）
　・吸水しにくいオープンセル構造で壁内結露のリスクを低減
　・湿気を適度に透過し、木材の腐食やカビの発生を防ぐ
長期間性能が持続
　・経年劣化しにくく、半永久的に断熱・気密性能を維持
　・施工後に縮んだり剥がれたりしないため、メンテナンスの手間が少ない
吸音効果が高い
　・多孔質構造のため優れた吸音性能を発揮
　・外部の騒音を低減し、静かで快適な住環境を提供
環境に優しい（健康・安全）
　・ホルムアルデヒドを含まず、シックハウス症候群の心配なし
　・吹き付け施工時にも有害ガスを発生しない
　・難燃性があり、燃えても有毒ガスを発生しにくい

　特殊なセル構造

電子顕微鏡で観察すると、アイシネンの気泡は、ひとつひとつがランダムなサイズで、それぞれが水を吸い上げない孔でつながっています。

セル構造比較

一般的な吹付断熱

規則的に開口部が連なる構造のため、水分を吸い上げる「毛細管現象」によって、フォーム全体に水が行き渡ってしまいます。

アイシネン

アイシネンはランダムな孔の構造のため「毛細管現象」が起こらず、フォーム内部に水を吸い込みません。

　水を吸わない

現場発泡吹きつけタイプの断熱材には各種の製品がありますが、アイシネンとその他の製品には大きな違いがあります。アイシネンとその他の現場発泡吹きつけ断熱材を水に浮かべると、後者はしばらくすると水を吸って沈んでしまいます。

アイシネンフォームは水を吸収しないため、水に浮かべたまま何日間放置しても沈むことがありません。これは、ミクロレベルでの内部構造の違いによるものです。

左)　他社発泡タイプ断熱材
右)　アイシネン
を２４時間水に浮かべた実験結果

　水蒸気を溜めずに自然に排出

水滴の10万分の1程の大きさしかない空気中の水蒸気（気体）は、外壁や内壁の素材を通り抜けフォーム内に侵入しますが、アイシネンの場合はこの水分を透過排出することができます。

水分を排出できなかったり取り込んでしまうような現場発泡タイプ断熱材は、気泡内に溜まる水蒸気が液体の水となって、後々、熱性能の低下を招くことになります。同じ発泡タイプの断熱材でも、水蒸気を排出できるかどうかで大きく性能に差が出ます。

アイシネンフォームの内部に侵入した水分は、温度差による圧力の違いから気泡から気泡へと受け渡され、最終的にフォームの外へ送り出されます。

水分の拡散（圧力差をなくし、平衡になる物理現象）と呼ばれるこの現象は、まるで呼吸のようにアイシネン内部で常に繰り返され、フォームを乾燥状態に保っているのです。

　子どもにも安心のLow VOC

シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド等のVOC（揮発性有機化合物）をの発生も極めて低く抑えられており、全米肺協会をはじめ多くの機関・団体から推奨を受けています。

　優れた自己消火性

アイシネンフォームは、たとえ炎を浴びても炭化するだけの自己消火性素材。万が一の火災時にも、燃焼を促しません。

　一生涯品質・性能を保証

アイシネンでは、正しく施工された製品について生涯にわたって品質・性能を保証しています。
この「生涯品質保証」制度は、訴訟大国といわれる北米でも実施されており、高品質・安心・安全の証しともなっています。
最高の断熱材をお選びいただくからには、一生涯の約束でお応えします。

Normoの断熱構成

工法：壁-内断熱100㎜小屋裏-180㎜床下-90㎜種類：フォームライトSL
フォームライトSLの特徴
1. 高い断熱性能
熱伝導率：約0.038W/m・K
　　（一般的なグラスウール16Kと同等以上の断熱性能）
冬は暖かく、夏は涼しい環境を維持
2. 透湿性があり、結露を抑える
開放セル構造のため、内部結露のリスクを軽減
木造住宅との相性が良く、構造材の乾燥を妨げにくい

3. 気密性の向上