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地震の力を基礎まで伝える「力の流れ」

屋根、床、耐力壁、接合部、基礎、地盤へ地震力を伝える構造計画の考え方を解説します。

01 耐震性, 02 基礎, 03 構造・工法, 11 耐久性

地震の力を基礎まで伝える「力の流れ」


屋根、床、耐力壁、接合部、基礎、地盤へ地震力を伝える構造計画の考え方を解説します。 初級記事で全体像をつかんだ方に向けて、判断するときに確認したい内容を一段深く整理します。


先に読む:このテーマの初級記事


地震力は建物全体に作用する

地震時には屋根や床、壁など建物の重さに応じた慣性力が生じます。耐力壁だけ強くしても、そこまで力を運ぶ床や接合部が弱ければ全体として機能しません。


床を水平構面として考える

床や屋根は、地震力を耐力壁へ分配する役割を持ちます。面材、釘、梁との接合によって水平構面をつくり、吹抜けや大開口がある場合は力の経路を個別に検討します。


耐力壁の量と配置

必要量を満たすだけでなく、建物の重心と剛心のずれを抑え、ねじれにくく配置します。上下階の壁位置が大きくずれる場合は、梁や床への負担を確認します。


接合部で力を途切れさせない

柱脚、柱頭、筋交い、面材、梁を金物や釘でつなぎます。金物は多ければよいのではなく、計算された引抜力に応じて選び、基礎のアンカーまで連続させます。


基礎から地盤へ伝える

耐力壁直下の基礎、立上り、底盤、鉄筋、アンカーが力を受け、地盤へ伝えます。上部構造と基礎を別々に扱わず、地盤条件まで含む一つの構造として確認します。


確認するときのポイント

·        地震力は建物全体に作用するについて、自分の家ではどのように計画・確認するかを聞く

·        床を水平構面として考えるについて、自分の家ではどのように計画・確認するかを聞く

·        耐力壁の量と配置について、自分の家ではどのように計画・確認するかを聞く

·        接合部で力を途切れさせないについて、自分の家ではどのように計画・確認するかを聞く


まとめ

数値や名称を覚えることが目的ではありません。それぞれが暮らし、費用、施工にどう影響するかを理解し、自分たちの計画で確認できることが大切です。分からない部分は資料や根拠を見ながら、住宅会社と一つずつ整理しましょう。


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自分たちの家づくりに置き換えて考えてみませんか。

土地、予算、間取り、住宅性能は互いに関係しています。現在の計画や比較中の資料を見ながら、必要な確認事項を一緒に整理します。


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