【コラム】断熱等級6・長期優良住宅・ZEHで「家の差」が見えにくい今、本当に選ぶべき家とは?
- LAPIASDESIGN

- 2025年7月30日
- 読了時間: 4分

断熱等級6や長期優良住宅、ZEH水準が当たり前になった今、本当に違いが出る“家の差”を見抜く視点を深掘りして解説します。
断熱等級6・長期優良住宅・ZEHでも埋もれる“家の差”――今、選ぶべき基準は?
2025年、省エネ基準の適合が義務化され、断熱等級6(Ua値0.46以下)が新築住宅の新たな基準となりました。同時に、「長期優良住宅」や「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」といった住宅制度も広まり、カタログ上はどの家も“高性能”を掲げています。
しかし実際には、ユーザーから「どの家も良さそうに見えて、何が違うのかわからない」という声が増えているのも事実です。制度が整うことで“家の差が見えにくくなった”今こそ、本当の意味で価値ある住まいとは何かを考える必要があります。
制度で評価されるのは「最低ライン」 ― 暮らしの快適さは別次元で決まる
まず理解しておくべきなのは、これらの制度が評価しているのはあくまで「最低基準」であるということです。
断熱等級6は外皮平均熱貫流率(Ua値)のみを評価し、気密性(C値)や施工精度までは含まれていません。
長期優良住宅も基準をクリアすれば認定されますが、構造材の品質や施工の丁寧さまで審査されるわけではありません。
ZEHは一次エネルギー収支(BEI)を基準にしており、太陽光パネルによって達成されるケースが多く、建物そのものの断熱・気密の質とは分離しています。
つまり制度で「合格」した家が、必ずしも快適で長持ちする家とは限らないのです。
ラベルの裏側にある“家の差”は、暮らしに直結する
同じ「断熱等級6」や「ZEH」でも、実際の住み心地には驚くほどの差があります。その理由は、制度が評価しない部分にこそ本質的な違いがあるからです。
断熱材の選定と厚み(例:ウレタン45㎜とグラスウール100㎜は熱的性能も、劣化挙動も異なる)
気密性(C値)とその実測管理
換気方式(熱交換型 or 第三種)による空気質・省エネ・体感温度の違い
空調計画(間取り・階高・熱容量までを含めた統合設計かどうか)
施工精度・施工管理体制
これらは制度には現れませんが、日々の快適性・光熱費・健康・建物の持ちに確実に影響します。「制度を超えた部分」こそが、“家の差”そのものなのです。
ラピアスデザインが実現する、“制度の先”を見据えた家づくり
ラピアスデザインでは、制度クリアを当然の前提としながら、その先の暮らしの質・建物の寿命・エネルギー設計にこだわった住宅を提案しています。
🌡 温熱・気密性能
HEAT20 G2〜G2.5水準の断熱仕様(断熱等級6を大きく上回る)
平均C値0.2㎠/㎡以下の超高気密(全棟実測)※1
熱交換率90%以上の第一種換気で、空気質と省エネを両立
💨 室内温度の安定性
エアコン1台で全館冷暖房を実現する空調設計
部屋間温度差±2℃以内の室温制御を実測で確認※2
🏗 構造と耐久性
剛性と耐久性を両立する一体打ち高耐久基礎
防腐・防蟻処理された国産無垢材を使用した構造材(ハウスガード材)
通気構法+劣化対策等級3相当の設計で住宅寿命100年を見据える
こうした“見えない部分”に本気で向き合うことで、制度には表れない本質的な住宅性能を実現しています。
【まとめ】制度に惑わされず、“自分の暮らしに本当に必要な家”を選ぼう
住宅制度は、家を選ぶための最低限の物差しです。けれども、制度を満たしていても、その家が本当に快適で、長く安心して住めるかどうかは別の話です。
同じ断熱等級6でも、夏暑く冬寒い家はある
同じZEHでも、電気代があまり下がらない家はある
同じ長期優良住宅でも、30年で不具合が出る家はある
だからこそ、「制度を超えた家の本質」に目を向けてほしい。
ラピアスデザインは、“見えにくい家の差”を、誠実に、構造から設計、実測まで可視化する家づくりを行っています。
※1:C値(相当隙間面積)は全棟実測を行っており、平均で0.2㎠/㎡以下の実績がありますが、設計・施工条件により差が生じるため、保証値ではありません。
※2:部屋間温度差±2℃以内は、建物性能・空調設計・運用条件・間取り構成などにより変動します。すべての住宅で保証されるものではありませんが、快適性を高める設計により実現可能な仕様と考えています。




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